冷蔵庫の中古って壊れやすい?【リサイクル店の店長が解説】
- 2019.05.15
- 中古品について
こんにちは!
リサイクルショップの雇われ店長ヘッチーです!
冷蔵庫の購入を検討しているとつい気になってしまうのがお値段。
新品だと安くても数万円もしますし、大きい冷蔵庫になってくると数十万円なんてざらですよね。
そこで思いつくのが中古品。
でも冷蔵庫の中古品って、
『壊れやすいのかな?』
『どの程度の古さまでなら壊れないかな?』
など思ってしまいますよね。
この記事を読んで頂ければ答えが分かりますので是非参考にしてください。
冷蔵庫の中古って壊れやすい?【リサイクル店の店長が解説】
今回は、冷蔵庫の中古品って壊れやすいのか?にフォーカスしてサクッと解説していきます!
冷蔵庫の中古って壊れやすいの?
先に結論を言っておくと、きちんと点検されている冷蔵庫は中古品だからといってすぐに壊れて冷えなくなる事はほぼありません。
ですので安心して冷蔵庫の中古品を購入して頂いて大丈夫です。
今まで数えきれないほど中古の冷蔵庫を販売してきましたが、ほとんど壊れた(冷えなくなった)から返品したい!というのは数えるほどしかありませんでした。
イメージ的には中古=壊れやすいというのが一般的なイメージだと思いますが、全然そんな事はありませんので大丈夫です。
年式が7~10年ぐらい前の冷蔵庫までならまだまだ現役で使えるはずですので、安心して購入してください。
10年ぐらい前の冷蔵庫でも購入してから5~10年ぐらいは元気に動いてくれるイメージですね。
冷蔵庫の中古を買った時に自分で壊してしまう可能性がある!
リサイクルショップできちんと点検されて販売されている冷蔵庫は安心して購入してもらって大丈夫だとお伝えしましたが、気を付けなければならない点があります。
それは中古の冷蔵庫を購入後、自分で壊してしまう可能性がある。ということです。
どういうことかと言うと二つほどあります。
一つ目は、購入後に冷蔵庫を寝かせた状態で車で運搬。
二つ目は、家に冷蔵庫を設置してからすぐにコンセントをさして電源を入れてしまう。
この二つは、中古や新品関係なく壊れてしまう原因になりやすい事例です。
これをしてしまって壊れてしまい、不良品と勘違いされてしまうこともまれにありますので気を付けたいところです。
一つ目の横に倒して寝かせたまま冷蔵庫を運搬すると、内部のガスが普段入ってはいけない場所に侵入してしまう可能性があるため故障の原因となります。
冷蔵庫は基本的には立てた状態で運搬するのが基本です。詳しくは冷蔵庫を自分で運ぶ時の注意点や運び方のまとめをご覧ください。
二つ目の設置場所に冷蔵庫を置いてからすぐにコンセントをさして電源を入れてしまうのも故障の原因となります。
車で運んで部屋まで冷蔵庫を移動してくると、内部のガスが非常に不安定な状態になっています。
ガスが不安定なまますぐに電源を入れてしまうと冷蔵庫にとっては非常に負担になってしまいます。
ですので、設置場所に置いてから必ず最低でも30分~1時間程度は電源を入れないように気を付けましょう。
壊れにくい冷蔵庫の中古品を選ぶ時のポイントや注意点は?
冷蔵庫が冷えなくなる原因の多くはガス漏れが原因です。
中古の冷蔵庫を選ぶ際に見てほしいところが、冷蔵庫の後ろの下の部分にあるコンプレッサー(金属の配管が沢山あるところ)のあたりを確認してください。
パネルでふさがれて見えない冷蔵庫もありますが、一人暮らし用などの2ドアの小さ目の冷蔵庫ならほとんど確認できます。
何を確認するかというと、配管などの金属がサビてないか、変色してないかを確認します。
この配管などの金属の素材は銅でできていますので、サビたりすることはほとんどありませんが、冷蔵庫が使用されていた環境によってはサビてきていたり、変色してしまって腐ってきてしまっているものなどがたまに見受けられます。
そうすると弱った配管に穴が開いてしまったりして、ガスが徐々に漏れてしまうこともまれにあります。
ですので冷蔵庫の後ろの下にある配管を見てみましょう。
他にも中古の冷蔵庫の選び方やポイントを冷蔵庫の中古を購入する時の選び方やチェックするべきポイントまとめ!に詳しく書いていますので是非ご覧ください。
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