ラクマでハンドメイド作品を売る時の注意点や禁止行為を解説!
- 2019.10.02
- 買取・売る
こんにちは!
リサイクルショップの雇われ店長ヘッチーです。
今回の記事では、ラクマでハンドメイド品を出品するにあたり、覚えておきたい注意点や禁止行為などについて簡単に解説していきます。
ラクマでハンドメイド品を出品している方は是非参考にしてもらえればと思います。
ラクマでハンドメイド作品を売る時の禁止行為を解説!
ラクマのみならず、ハンドメイド作品を制作・販売する際にどのアプリ・サイトでも禁止されている行為があります。
ハンドメイド作品は、ブランドのロゴやキャラクターなどの、商標権および著作権を侵害する可能性のある素材を使用してはいけないというルールとなっています。
ラクマでは、ハンドメイド作品の出品に関して、細かくルールが決められており、以下のような行為は禁止とされています。
ブランドを連想させるもの
ブランド品の全部、または一部を加工したリメイク品、ブランド品の包装(ボックス、リボン、ショップバッグ)などを加工した作品の出品は禁止とされています。
ブランドのロゴを使用することや、写真に使用することもNGです。
つまり、購入者がブランド品と誤解してしまうような商品の出品はルール違反となっています。
著作権がある素材を使用すること
ブランド品のみならず、キャラクターが描かれたものなど、商用利用を目的とすることを禁止された素材を使用した作品の出品は禁止とされています。
手芸屋さんで、キャラクターがプリントされている生地を購入し、1から制作することも禁止です。
アイドル・芸能人を無断で使用すること
アイドルや芸能人の画像や名前を無断で使用したハンドメイド作品の出品は禁止とされています。
ブランド品をマネしたデザインのもの
ブランド品のデザインを模倣(マネ)したハンドメイド作品の出品は禁止とされています。
「●●風(シャネル風)」や「コピー商品」などにあたる商品の出品はNGです。
デザインのワンポイントにブランドロゴを描いたりすることも禁止です。
上記にあたるハンドメイド作品は、法律によって禁止されているため、出品してしまうと販売停止になったり、場合によっては強制的に退会とさせられ、その後一切ハンドメイド作品の出品ができなくなってしまいます。
よくわからずに出品・販売してしまうと、著作権侵害で罰せられ、懲役や罰則などの対象になる可能性もあります。
ハンドメイドの出品にあたって、事前にこういった違法行為がないよう、確認したうえで出品するよう注意しましょう。
また、以下のような行為についても、法律に触れるわけではありませんが、ラクマではルール違反とされています。
外部写真を無断で利用すること
雑誌やWEBなどにある、著作権のある写真や画像を商品画像に使用することは禁止されています。
商品画像には、自身で作成した写真や画像を掲載するようにしましょう。
在庫のないハンドメイド作品を出品すること
ラクマでは、手元にない商品を出品することが禁止されています。
そのため、在庫の無い作品や、実際に販売していない作品、販売する意思のない作品の出品はNGです。
ハンドメイド作品を選択させる行為
「5種類の中から選んでください」というような、複数の作品の中から選択させる行為は、実は在庫切れで販売できないといったトラブルにつながりかねませんので、禁止とされています。
他者のハンドメイド作品をマネすること
他の作者の作品デザインをコピーしてしまうとトラブルにもなりかねません。
自分が頑張って考えたオリジナルのデザインを他人にコピーされ販売されてしまっては、誰だって気持ちの良いものではないですよね。
同じフィールドで戦う仲間として、お互いを尊重し合い、自分が自信を持ったオリジナルのデザインで勝負しましょう!
ラクマでハンドメイド作品を売る時の注意点を簡単に解説!
ハンドメイド作品を販売していると少なからず「利益」が発生すると思います。
その利益は人によって様々で、月に1万円しか利益が出ない作家さんもいれば、50万円も利益を出す作家さんもいます。
利益を得ている場合、確定申告が必要なケースもありますので、説明していきます。
確定申告は1年間(1月1日~12月31日)の「取得」を申告して、その額に応じた税金を納税するものです。ハンドメイド作成の販売で得た売上すべてが取得となるわけではなく、取得=売上-経費となっています。
経費とは、材料費だけでなく、その材料を仕入れる際にかかった送料や交通費、作品を制作する際に使用する工具代、発送の際に使用する梱包材、送料、そういったものがすべて経費として扱われます。
つまり、1000円でアクセサリーが売れたとき、そのアクセサリーを作るために200円の経費がかかっているとしたら、「売上(1000円)」-「経費(200円)」=「取得(800円)」となります。
ここからがポイントですが、確定申告をする必要がある人、ない人がいます。
必ずしも全員が確定申告をしなければいけないわけではありません。
◆確定申告の必要がない人
・働いていない かつ 取得が38万円以下の人
・働いている かつ 取得が20万円以下の人
(※上での「取得」にはハンドメイド販売以外での副収入も含めます。副収入の合計が20万円以上の場合は確定申告が必要です)
◆確定申告の必要がある人
・働いていない かつ 取得が38万円以上の人
・働いている かつ 取得が20万円以上の人
ハンドメイド作品の販売でのみならず、副業での取得が20万円を超える場合には確定申告が必要です。
確定申告の必要があるのに、申告しなければ脱税となります。気付かぬうちに脱税をしていたということにならないよう、注意しましょう。
副業による確定申告について、不安や疑問があれば税理士さんや役所の方に確認するなど、専門の方に相談しましょう。
ラクマでハンドメイドが売れない時はどうする?原因と対処
ラクマでハンドメイド作品が売れないと思ったとき、考えてほしいことが何点かあります。
1.ハンドメイド作品の写真は綺麗か?
実際に手に取って作品を確かめることが出来ないアプリでは、写真の見やすさが購入する際の大きなポイントとなってきます。
写真が命といっても過言ではありません。写真がボケていては、せっかくの作品の良さが伝わりませんし、「この作品ちょっと気になるな」と思ってくれた人も、写真が微妙だとそれ以上その作品を見たいと思わず、閲覧の離脱率に繋がりかねません。
では、綺麗な写真を撮るためにはどうしたらよいか?コツを教えます。
明るい部屋で撮影!自然光が良し!
部屋の照明を使用すると、自然光と比べて影が入りやすかったり、明るさにムラが出てしまいます。明るく綺麗な写真を撮るためには、なるべく自然光で、なるべく自分の影が入らないよう、角度や位置にも気を付けながら撮影しましょう。影を消したい方はレフ板を使うのもオススメです。
背景はなるべく白っぽくする
主役はあくまでハンドメイド作品。背景が派手だったり、色が濃かったりすると作品が目立ちません。作品を目立たせるために、背景はなるべく明るい色にしましょう。
加工しすぎない
これも先ほどの背景同様、主役を引き立てるためです。
作品をより綺麗に見せようと加工したくなる気持ちもわかりますが、過度な加工はNGです。作品が見えづらくなったり、届いた商品が写真のイメージと全然違う!とクレームに繋がることもありますので注意しましょう。
2.写真の枚数が少なすぎないか?
作品の魅力を伝えたいのに、写真が1枚や2枚だけでは伝わりません。
正面から撮影した写真はもちろん、別のアングルから撮影した写真も載せることで、立体感や、正面からは伝わらない部分も写真で分かるようになります。
また、正面からは分からない部分の写真を載せることで、「こんな風になっているなんて思わなかった」などというクレームの防止にもなります。
たくさんの文字で説明するよりも、写真1枚の方が圧倒的に作品の詳細部分が伝わります。
アプリでは写真のみで作品を判断するしかありませんので、写真を多く載せることが重要です。
3.出品タイミングを変えてみる
写真を改善してもなかなか売れないなと思ったら、今度は出品するタイミングも気にしてみましょう。
人がスマホをついつい見てしまう時間帯、それは「お昼」と「夕方から夜」です。この時間はのんびりランチを食べる時間、会社帰りの人が電車の中で暇つぶしについついスマホを見てしまう時間です。この時間を狙えば、より人目につく確率は高くなります。
また、曜日も気にしてみてください。
なんとなく、土日などの休みのほうが売れやすいと思うかもしれませんが、実は逆なのです。お休みの日は家族の時間があったり、友達と出かけたりと、案外スマホを見る時間は少ないと思います。
また、「週末出かけるから、そのときに身に付けていきたいな」と思う方は、その前の平日に購入するというパターンが多いのです。
ハンドメイド作品は毎日たくさんの作家さんが出品しています。
作品が出品されればされるほどリストは更新されていくため、前に出品された商品はどんどん埋もれていってしまいます。既に出品した商品がなかなか売れないのは、作品に魅力がないわけではなく、そもそも人の目にとまっていない可能性があります。
出品にはオススメの時間帯は、先ほどお話しした通り平日のお昼、夕方~夜という時間帯です。作品の閲覧率を上げたいなと思ったら、この時間帯を狙って出品するようにしてみましょうう。
あまりにも人目に触れていないなと思う商品があったら、再度出品し直してみてもいいかもしれません。
4.価格を見直す
作品が売れないのは、写真の問題だけではないかもしれません。
出品をする際に、作品の原価からなんとなくで価格をつけてはいませんか?ハンドメイド作品は、元々●●円で買ったという元値がないため、値段がつけづらいです。設定している価格が高すぎる可能性があります。
他者の類似作品と自分の作品とを比較して、価格が高すぎないかチェックしましょう。
また、安ければ良いという問題でもありません。安すぎると、素材や作りが微妙なんじゃないかと思われてしまうこともあります。
なるべくラクマ内での相場を知り、相場を意識した価格で出品することが大事です。
まとめ:ラクマでハンドメイドを出品する時は十分に注意して出品しよう!
ラクマでハンドメイド作品を出品する時の注意事項や禁止行為がたくさんありますので、自分の出品は大丈夫なのか今一度確かめてみてください。アカウント凍結などになってしまったら最悪です。
出品してもなかなか売れない場合は、上記の事をぜひ確認してみてくださいね。
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