偽物のブランド品を買ってしまった時の対処法とその注意点
- 2019.03.05
- 知識・お金
こんにちは!
リサイクルショップの雇われ店長ヘッチーです!
インターネットが普及した現代での買い物は、だいたいネットで済ませてしまいますよね。
けれども商品を実際に手にとってじっくり見ることもできなければ、売り手の顔も分からないのがネットショッピング。当然リスクもつきまといます。
例えば、偽物のブランド品を購入してしまう可能性があること。
経験されたことがある方もいるのではないでしょうか。
ですので今回は偽物ブランド品を買ってしまった時の対処法を解説します。
【偽物を掴んでしまった時のおすすめ相談窓口】
ブランド品の偽物を買った時の対処方法は状況によって異なる
結論を言いますと、偽物のブランド品を買ってしまった時、買い手がとれる選択は「返金してもらう」「泣き寝入りする」のどちらかになります。
当然多くの人が返金してもらいたいと思うでしょう。しかしこの手のトラブルは、一筋縄ではいきません。必ずしも返金請求するのが得策とは言えない場合もあるのです。
偽物のブランド品を買ってしまった際に重要なのは、状況によって対処を変えることです。
というのも、偽物のブランド品を販売していることは同じでも、
偽物であることを知りながら販売しているのか 、知らずに販売している(売り手側も騙されている)のか、恒常的・常態的に販売しているのか、それとも一時の気の迷いで過ちを犯してしまっているだけなのか…
と、売り手の状況もさまざまなパターンがあり、それによって効果的な対処法が異なるからです。
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ネットで偽物をつかんでしまい、どうすればいいか分からない。または不安な方はすぐにネット詐欺被害専門の法律相談事務所へ相談しましょう。
購入元の業者が悪質だった場合、偽物だけではなく、住所や電話番号などの個人情報を悪用する可能性も十分にあります。
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ブランド品の偽物を買ってしまった時の具体的な対処方法
偽物ブランド品と知らずに販売している場合
まず、偽物と知らずに販売している場合です。一番多いパターンでしょう。
例えばフリマアプリの「メルカリ」。つい最近も偽物のブランド品が出品されていたことで複数のトラブルが報告されています。
メルカリの場合は、返金可能です。
受取評価の前に 「メッセージ」フォームに偽物だったので返品したい旨を記入。返送し、出品者が受け取ったことが確認されれば、お金は返ってきます。
ただこの時気をつけなければならないのは、必ず“受取評価をする前にメッセージを送る”こと。一旦受け取り評価をしてしまったらシステム上取引完了となり、返品手続きはできません。
そして、「偽物のブランド品を売っている自覚が無い店」の場合も返金に応じてくれる可能性が高いです。
なぜなら、そもそも店側に悪意はないわけですし、返金に応じないことで悪評が経つと店にとってもダメージだからです。
特にネットショップは口コミの影響が大きいですからね。
常態的に偽物を販売している場合
しかし、常態的に偽物を販売してる店に対しては、返金は基本的に諦めるしかありません。
こういう悪徳業者は知識を持った上で偽物を販売していて、苦情が来ることも織り込み済みです。
そのため、言い逃れるための手段や逃げ道も抜かりなく用意しているのです。返品や返金には、まず応じてくれないと思って間違いないでしょう。
いくらクレームを入れたところで。のらりくらりと交わされるだけです。
このような売り手から偽物のブランド品を購入してしまった場合は、交渉しても労力の無駄なので消費者センターや警察に届けましょう。
そうすることで新たな被害者を減らすことができます。
返金を請求する場合にはマナー・礼儀をきちんとしよう
そして返金請求をする場合にも、気をつけるべきことがあります。
それは「マナーをきちんと守り、礼儀正しい言葉遣いをすること。」
確かにこの手の問題は、売り手に非があります。偽物のブランド品を扱っているわけですかね。
購入者が怒るのも無理はありません。
だからといって、感情的になって暴言を吐いたり、相手を必要以上に非難したりするのはご法度。
相手も人間ですから、言い方次第で返金してもらえるものも、もらえなくなってしまう可能性があるわけです。
ですから丁寧な文面で冷静になって要求を伝えるようにしましょう。
ブランド品を買ってしまった時の具体的な対処方法~番外編~
ここで、知って得する豆知識をお伝えします。
クレジットカード払いで偽物のブランド品を購入した場合、支払いをしなくて済むことも!
クレジットカード支払いで偽物のブランド品を購入した場合、カード会社からの請求を拒否できるケースがあります。 それは「抗弁権の接続(抗弁の対抗)」が適用された場合です。
抗弁権の接続(抗弁の対抗)とは
クレジットカードで購入した場合、「購入者が販売者に支払うお金」をカード会社が一時的に「立て替える」ことになります。
この購入者とカード会社間の契約(立替)と、購入者と販売者間の売買契約は別個のところで行われるため、売買契約において何らかのトラブルが発生してカード会社から購入者に請求が行くわけです。
これでは具合が悪いですよね。
そこで「抗弁権の接続」と言って、クレジットカードを利用して購入した商品が届かない場合など購入者が詐欺に遭った場合に、カード会社からの請求を拒否できることになっているのです。
ただし抗弁権の接続が適用されるのは、詐欺の場合のみ。従って販売者側が偽物のブランド品と知りながら販売していることが条件になります。
偽物のブランド品を購入しないために
そして何より肝心なのは、端から偽物のブランド品を購入してしまわないように気をつけることです。最後に、偽物のブランド品を扱っている店を見抜くポイントを紹介します。
まずサイトの日本語表記が不自然であること。
これに関しては見かけた経験がある人が多いのではないでしょうか。
“てにをは”が間違っていたり、漢字変換の誤り、言葉としておかしいなどです。この場合海外の販売者が違法に輸入した偽物のブランド品を売っている可能性が大きいです。買わない方がいいでしょう。
次に値段が他の所と比較して異常に安いこと。
「どう見ても値段が異常に安すぎる」という場合も偽物のブランド品である可能性が高いです。もし、本物のブランド品であれば大幅な値引きなどできるはずがありませんからね。
そして会社情報や連絡先が掲載されていない、もしくはメールアドレスのみであること
意図的に問い合わせしにくいようにしているパターンです。実際に問い合わせをしようとしたものの、連絡先が分からなくて断念するケースは非常に多いのです。
このようなサイトで販売されているブランド品は、高い確率で偽物です。お問い合わせフォームがないサイトなども疑ってかかった方が良いでしょう。
まとめ、感情に流されず冷静な対応を!
【偽物を掴んでしまった時のおすすめ相談窓口】
偽物のブランド品を買ってしまったら悔しいですよね。怒りも込み上げてくるでしょう。
けれども暴言を吐いたり批判しても何も解決しません。
正しい知識を持ち、落ち着いて冷静な対応を心がけることで返金に応じてもらえる可能性も高くなるのです。
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